自転車を始めたのは不思議な切っ掛けでした。アメリカ駐在も8年が過ぎるころ、犬の散歩中に右足の甲に痺れのような違和感を感じるようになっていた。今思えば、自宅の玄関から会社の駐車場の往復でほとんど運動をしない毎日が続いていたことが大きな原因なのでした。時にジョギングなどをしていたのですが、この頃はすっかり忘れていたのでした。
このような状況で帰国したあと、更に症状が悪化し、たまに乗る電車などでしばらく立っている状況が続くと、右足が痺れて、苦痛を伴うようになってしまいました。脊柱管狭窄症だという。医者に通ったり針治療をしても思うような改善は見られず、医師が言うには運動などもってのほかとか言われ、治療と言えば痛み止めとストレッチで、酷くなったら手術でも考えようか、みたいなことを言われました。
このままでは、歩けなくなるのを待っているようなもの。いろいろ本などで症状や原因を振り返ると、60歳を過ぎるころには多くの人が症状を訴えるらしいが、だいたいは加齢が原因なのだが、運動不足と体重増加がこれに追い打ちを掛けるらしい。このまま運動ぜずにいてどうせ歩けなくなるのなら、低下した筋力の回復を目指すウォーキングとダイエットという荒療治を始めたのでした。6000歩位から始め、1万歩/日を目指したと同時に若いころやりたくても出来なかった自転車に乗ることが、その狭窄症の腰に負担を掛けずダイエットにも貢献出来ることが見えてきたのでした。この間、5分も歩けば代表的な症状である間欠跛行に悩まされたが、5年も続けるうちには、1時間歩いても症状が現れないようになって来ました。
当時の体重が3Kgほど減少すると、ほぼ克服できた状態になることが判ったのですが、安心するとすぐに体重がリバウンドして症状が現れる。こんな状況の繰り返しがこの時期の状況でした。定年間近には会社の自転車クラブで若い人たちに遊んで貰ったり、或いは冬場に溜め込んでしまった脂肪を春先に自転車で落としていたと言う訳です。勿論歩くことは続けている。今では春秋の自転車紀行は欠かせなくなってしまった。本四橋の1つ「しまなみ海道」、猪苗代湖・檜原湖一周、能登島一周、富山蜃気楼街道、寒河江↔山寺自転車道、世界遺産平泉と震災石巻への訪問、山陰から天橋立、九州旅行などなど、出掛けたところの記憶を思い出しながら記録に留めたいと思いました。
しまなみ海道第1日目
2009/04/29
しまなみ海道第2日目
2009/04/30
能登島一周
2009/04/09
蜃気楼街道
2009/04/10
長良川自転車道 奈良自転車道 猪苗代湖一周
2010/09/04 2011//05/04 2011/09/23
檜原湖 京都洛中1 京都洛中2 京都洛中3 毛越寺・中尊寺 石巻市内 吉野山千本桜
2011/09/22 2011/11/14 2011/11/15 2011/11/16 2012/05/07 2012/05/08 2013/04/07
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