月の撮影に成功!



 予てより月や星を自分で撮影出来ないものかと思案していたのだが、昨晩ようやく叶った。例のジュニア用の反射望遠鏡の接眼部にiPhoneを近づけてみると何となく明るい映像が見えるのが判っていたから、キチッと固定できれば、露出もシャッターもピントも合わせることがオートで出来るのだから撮影は可能な筈だと確信していた。
 しかしこれがまたとても難儀だった。ここ数日、月は煌々と冬の寒空に輝いていたからチャンスなのだが、少しは慣れて来たとは謂え、まず自分の目で月を捉え確認した後、iPhoneを固定することが難しいのだ。人の考えることは同じで、いろいろ調べるとそういった治具があることを知って、アマゾンに注文していたのが、丁度昨日届いていた。これがまた個人商店の手作り治具のようなもの。しかも新しいiPhone6ではうまくセットできないし、第一欠品していたのだ。それで持ち出したのが昔の5と自撮り用の大型洗濯ばさみのような固定装置。これも治具を弄り尽くした後、防寒着に身を固めて奮闘した。ようやく月らしいものを捉えることが出来るまでには小一時間費やしたかも知れない。ただ明るいものが写っただけのスタートから画面に触れたり、ズームを弄ったり100回以上シャッターを切り続けた。この間、月は動いているから当然望遠鏡の向きも変えなければならない。でもだんだん慣れてきたぞ!。
 でもまあこんなものが撮れました。当然ながら装置に触れただけで微妙に画面が揺れるので、なかなかシャープな画像は無理でした。今度はリモートシャッターで挑戦してみよう。しかし、土星の輪は小さくて無理だろうな。今は昼間に南の空にあるらしいから、夜には観えないだろうな。